試走中の一枚(背景加工済).あいにくの天気の中の試走でしたが,こんな表情になる神テレインです!
皆さまどうもこんばんは.
やばい集団,理学部所属のコースプランナー市川礼人(4年)です.今年もなぜか名椙大会の運営側にいます.大会・院試どちらも日程は8月.残念ながら推薦は利用できないそうなので,そろそろ院試勉強をちゃんと始めないといけません.こんな時期にコース組んでていいんでしょうか…?自分でも分かりません.
昨年はじめて下見でテレインを見た瞬間(この時点で運営参加は確定してたらしい),ぜったいコースを組みたい!!と思ってしまいました.ひとめ惚れってやつです.この感動を伝えられるような楽しいコースをご用意しますのでぜひ参加ください.
さて,名椙大会運営者ブログを書くのは今年でもう3回目.毎回何を書こうか迷います.過去2年たいしたことを書いてないと思うので,競技情報に触れすぎないようにだけ気を付けて今年も適当にまいります.
(あ,この記事のタイトルにとくに意味はないです.要項では「一色の森(仮称)」,Japan-O-entrYでは「荘川」となってます.正式なテレイン名はきっと当日のお楽しみ…?)
・16回大会のコース
一昨年,愛知県の水別で開催された第16回名椙大会でもコースプランナーを務めさせていただきました.その際のM21A,W21Aの両コースの解説が16回大会の公式HPに掲載されています.ここでは特に触れませんが,自分の好きなレッグは当時からさほど変わっていないと思うので,もしコース予想ガチ勢の方がいればぜひ参考にしてください.ちなみにこの時のコースで優勝設定が出なかったのは今でもわりと反省しています.
・テレイン広すぎる!!
要項記載の立ち入り禁止区域の図に縮尺がないので分かりづらいかもしれませんが,この区域かなり広いです.テレインの魅力である様々な地形,美しい植生のすべてを味わい尽くしてもらおうと最初に組んでいたコースは,なんとロング・ディスタンス相当(いわゆるクラシック?)になってしまいました….泣く泣く一部の回しを削減しながら,絶賛コースを作成中です.いつかこのテレインでロングもできたら面白いかもしれませんね.
・地学徒っぽいこと
最後に,一応地学をやってる人間として,このテレインの地質にすこーしだけ触れておきましょう.こちらの地質図Naviのページをご覧ください.ピンが打たれているのがおおよそ今回のテレインです.凡例によれば鷲ヶ岳-烏帽子岳の第四紀更新世の安山岩類および火砕岩とのこと.年代にすると約1Maほどでしょうか.つまり比較的新しい安山岩質な火山由来の岩石からできているテレインです.
さあ,これを聞いてどこかテレインが思い浮かびますか?想定解として,ここ2年くらいの間に大会が開かれた(地質的な)類似テレインが4つくらい思い浮かんでいます.ぜひ地質図とにらめっこして探してみてください.今回の新規テレインの特徴が予測できるかも??
さていろいろ書きましたが,こんな特徴からなる地形,素晴らしい植生をもつ「一色の森(仮)」は果たしてどんなテレインなのか,そして市川は大会運営と院試を両立できるのか,ぜひその目でお確かめください!
次回更新は総務責任者の磯貝です.
きっとためになる話を書いてくれます(適当).お楽しみに.
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